開発時間3倍短縮・生産性4倍向上・バグ80%削減：FinTech企業のクラウドネイティブCI/CD改革

導入にいたる背景

シドニーに拠点を置く金融サービス企業は、既存のJenkinsベースのCI/CDインフラストラクチャで課題を抱えていました。パイプラインは過度にカスタマイズされ、維持コストが高く、新しいデジタル変革の取り組みを遅らせ、最新のDevSecOpsのベストプラクティスに対応していませんでした。この企業はソフトウェアデリバリーインフラを近代化し、「より速く・より優れた・より信頼性の高いリリースサイクル」を実現するため、クラウドネイティブCI/CDを採用し、セキュリティ、コンプライアンス、監視の自動化と、システムの可観測性向上を目指してAokumoに支援を依頼しました。

課題

この金融サービス企業は、ソフトウェアデリバリーに関して以下の重要な課題に直面していました：

• 不完全なCI/CDパイプライン：既存のインフラでは完全なCI/CDパイプラインが実装されておらず、新しいプロジェクトの受け入れや期限内の納品が困難になっていました。
• 標準化されていないプロセス：CI/CDプロセスはベストプラクティスで標準化されておらず、開発者の生産性を損なっていました。
• 品質ゲートの欠如：パイプラインはコード品質、ユニットテスト、依存性スキャンのための品質ゲートのベストプラクティスに従っていませんでした。
• 専門知識の不足：既存のチームは、最新のソフトウェアデリバリインフラとDevOpsツールの専門知識を持っていませんでした。